自分に気づいて自分を知る

最近は、世界と人生は自分で作っている、

という視点を大事にしています。

今更って感じですが笑

改めて意識しています。

 


世界を自分がどう作っているか。

まず思い込み、観念で作っています。

私たちは生まれてから、

人生経験を通して、いろんなことを「信じ」ていきます。

 

世間とはこういうもの、

自分とはこういう人間、

あの人はああいう人、

みたいに。

 

お金は働いて得るもの、

美人になると人にやっかまれる、

私は不器用だからお裁縫は向いてない、

みたいな、

 

些細な、世間や他人、自分に対する印象も、

どこかで自分で選んで信じたものです。

 

こういうことは、みんなが当たり前に思うことでしょ?

と思うような、常識で当たり前のことも、

まっさらだったあなたが、信じて採用したことです。

もしそれをあなたが信じなかったら、

それは全然当たり前ではありません。

 

そして、その自分が設定した「当たり前」は

もう、自分の一部になってしまっているので、

疑いもせずに、その観念を採用して過ごしています。

 

そうやって自分が自然に保有してしまっている

観念、信じている事、当たり前、は、

ときに自分を生きづらくしてしまっていることがあります。

 

自分にはお金を稼ぐのは難しい、

自分は好きな人には好かれない、

自分は何をやってもうまくいかない、

 

こういったことも、人生のどこかで自分が信じて、

設定しまったこと。

そんなことを信じて生きていたら、

楽しくないしつらいですよね。

 

なので、自分を生きづらくしている

信念を見つけたら、変えたり消したりすることもできるので、

変えたり消したりしたいと思ったときに、

取り組んでみます。

 

どう取り組んでいくか。

すぐに変えたり消したりしたいと思ってしまいますが、

そうはしません。

 

まずは、「気づく」ことをします。

 

自分が今、どういう思い込みを持っているかに気づいて、

確認していきます。

 

私たちは、日常を生きていると、

いろんな行動をとって、

いろんな思考をして、

いろんな感情がわきます。


それを、客観視して、チェックします。

 

例えば、最近あなたが太ったとして、

鏡に映った太った自分を見て、

みっともないなあと思った。

イヤな感情がわいたとしたら、

 

あなたは「太ってることは良くない」

という観念を持ってるということになります。

 

見た目が良くない(細いほうが正しい)からダメ、とか

生活のだらしなさがわかるからダメ、とか、

太ってる人への悪口を聞いたことがあるから、

太ってるとダメなんだ、と覚えたからとか、

どうダメなのかも、あなたの観念次第なわけです。

 

自分がどういう考えを持ってるのか、

自分の心に思いをはせて、自分を知ってみましょう。

感情には必ず理由があるので。

 

日常で、何かに対して感情がわいたり、

こういう時はこうしなきゃ、のような考えがわくたび、

ちょっと自分を客観視して、

なぜそう思ったのか、

自分は自分にどんな信念を設定しているのかを

知ってみてください。

もちろん日常は普通に過ごしつつ。


その視点でいると、

感情に飲まれたり、偏った考えと一体化せずに、

冷静で淡々とした、気持ちの軽い自分でいられる

時間が増えます。

 

それだけで、観念を変えなくても、

自分にとってよい状態でいられます。


まずは、自分の考えに、

気づいて、知って、観察してみてください。


観念を変えることについては、

また別で書いてみたいと思います。